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COMPANY会社概要

レリアンのサステナブルへの取り組み

Happy Circulation

株式会社レリアンは
地球や人にやさしい商品づくりに
取り組んでいます

レリアンは商品づくりを含めたすべての企業活動において、
地球にも人にもやさしい取組みを始めています。
一つ一つのしあわせを丁寧に、身近な人から広げ、めぐらせていく。
それがHappy Circulation──レリアンの目指すサステナビリティのカタチです。

for the PLANET ファッションから未来の地球を育むことを~健康な地球のために貢献します

「つくる責任」において未来の地球環境のためにできることを、レリアンは考えます。商品企画から、繊維・染料などの原料選定、品質管理、販売後のフォローまで、1着の服にまつわるすべての過程で、環境課題を少しでもクリアする活動に取組んでいきます。

取り組み例

  • 電気使用量の低減によるCO2排出削減
    地球環境に配慮した取組みとして、レリアンは本社における消費電力の低減を通したCO2排出量の削減を推進しています。エアコンの温度設定やこまめな消灯の徹底はもちろん、年間コピー枚数も2割以上削減(2021/22年度比)するなど、社員一人ひとりが意識して小さなことから環境にやさしいアクションを行っています。
  • 共同配送によるCO2削減
    レリアンでは、各事業部(外部協力会社)でつくられた商品や備品を、いったん商品ステーションに集約してから店舗へ送る共同配送を実施しています。配送回数を減らすことでトラックの走行時間や走行距離を削減。CO2排出量の低減だけでなく、ドライバー不足や長時間労働の解消といった社会課題への貢献も期待されています。
  • オーガニックコットンの採用
    農薬や化学肥料を使用しない有機栽培でつくられるオーガニックコットンが広がることで、土壌や水質、自然生態系などの汚染軽減につながることが期待されています。レリアンは商品づくりにおいて、認証機関の厳しいチェックを受けているオーガニックコットンを採用することで、地球環境における負荷の軽減や健全性維持に貢献していきます。
  • 安全で環境にやさしい染料を使った倉敷染®の採用
    染料だけでなく、染色加工における工程全体の安全基準を設けている「倉敷染®」は、化学物質の使用について厳しい国際基準を採用しています。レリアンは倉敷染®の生地を採用することで、高品質かつ地球環境にやさしい服づくりを推進しています。
  • 生産量の適正化、余剰生産解消のためのオーダー企画を実施
    レリアンでは、服の廃棄につながる過剰生産・過剰在庫の解消を目指し、オーダー企画の実施を通して生産量の適正化に努めています。オーダー企画は2016年よりニット商品でスタート以来、毎年継続的に受注をいただいており、今後も大量廃棄というアパレル業界全体の課題に対応した取組みとして、サービスの可能性を模索していきます。
  • 『HELLO my DRESS』プロジェクトによる資源の有効利用
    デジタルサイネージを使った試着を通して「自分好みの1着」がオーダーできるパーソナルオーダーシステム『HELLO my DRESS』は、受注生産であるため余剰在庫の低減や、原料のロス削減を通した資源の有効利用に貢献。取扱い型数は2019年の秋冬物以降着実に増加しており、今後も地球環境に配慮した取組みとして積極的にアイテム展開などを進めていきます。
  • 品質管理の強化で製品の安全性確保(禁止化学物質等の確認)
    レリアンは製品の安全性を確保するために、素材の生産・加工工程の把握も含めた品質管理の強化に取組んでいます。自社だけでなく、取引先に対しても規制有害物質が基準値を超えて検出されないことを証明する試験データや、確認・証明書類の定期的な提出を求めることで、商品の安全性担保に努めています。
  • 廃棄衣料削減のために長く着用できる商品づくりとリペアの実施
    レリアンは「長くご愛用いただける服づくり」にこだわると同時に、廃棄衣料の削減につながるリペアのご相談にも可能な限りお応えしています。縫製のほつれ、パーツの破損、着用中の引っ掛けや破れ、保管中の虫食いなどの修理と共に、より良い状態で長くご愛用いただけるための取扱い・ケアのご質問にも丁寧にお応えしています。

for PEOPLE ファッションを通じて心も体も豊かに~つくる人・つかう人・すべての人に優しさを

1着の服にかかわるすべての人の豊かさについて、レリアンは考えます。手に取るお客様の安心・安全にこだわることはもちろん、生産過程の川上から川下まで、服づくりにたずさわる人々の健康と人権に配慮した活動に取組んでいきます。

取り組み例

  • サプライチェーンにおける人権配慮の確認
    レリアンは、国連の『ビジネスと人権に関する指導原則』や、政府策定の『責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン』に沿い、事業活動における人権配慮の推進に取組んでいます。
  • CSR調達ガイドラインの策定
    社会的責任を持つ事業主体として、レリアンは生産過程における「環境や人権への配慮」に取組んでいます。その一つが「CSR調達」の推進。原材料などの選定・調達条件に関するガイドラインを策定し、自社はもちろん、サプライチェーン全体での共有を通して、すべての服が倫理的な視点から正しく製造される環境づくりを進めています。
  • ピンクリボン活動の支援
    「ピンクリボン」とは、乳がんの正しい知識を広め、検診の早期受診の推進などを目的とした世界的な啓発キャンペーン。レリアンは2019年以降、継続的に『ピンクリボンキャンペーン』を実施し、日本対がん協会への寄付を行なっています。今後も引き続き同キャンペーンを通して啓発活動に取組んでいきます。
  • ピンクリボン活動への参画
    全従業員の95%を女性が占める企業として、レリアンは社内でもピンクリボン運動の啓発活動を実施しています。外部講師を招いて乳がんの基礎知識を習得する講習会を開いたり、また国家プロジェクトである『がん対策推進企業アクション』にも参加。がん検診の受診率向上と早期発見、がんになっても働き続けられる職場環境の構築などを目指しています。
  • 健康経営優良法人認定
    2018年にレリアンは『レリアン健康憲章宣言』を策定し、従業員の健康維持・増進を図る「健康経営」を実践。2020年以降は毎年『健康経営優良法人(経済産業省・日本健康会議)』に認定されています。今後も従業員一人ひとりが明るく活き活きと働け、その能力を最大限に発揮できる職場環境の実現を目指します。
  • 育児休職復帰後もみんなでサポート(育児サポート手当)
    レリアンは子育てする社員はもちろん、それを支える周りの社員をサポートする仕組みも用意しています。例えば勤務時間短縮措置は小学校3年生の修了時まで取得が可能ですが、同制度適用の社員がいる店舗では、それ以外の社員にも『育児サポート手当』を支給し、誰もが気持ちよく、長く働ける環境づくりを進めています。
  • 人に有害な化学物質を使わない倉敷染®の採用
    染色加工の安心・安全を保証するブランド「倉敷染®」は、使用される化学物質に関して厳しい安全基準を設けています。レリアンは倉敷染®の生地を採用することで、生産過程におけるすべての人が安心して仕事に取組める環境づくりを推進。地球だけでなく人の健康にも配慮した服づくりを目指しています。
  • 生産者の安全・健康に配慮したオーガニックコットンの採用
    環境面のみならず労働環境の整備や最低賃金の保証、強制労働・児童労働の禁止など人権面においても厳しい基準を設けている国際認証基準「GOTS」。レリアンでは生産に関わるすべての人の人権が尊重され、かつ有害化学物質にさらされることなく健康に働き続けられる環境づくりを目指し、GOTS認証を受けたオーガニックコットンを採用しています。
  • 「産地ナブル」で日本国内の生産地域とそこで働く人を応援
    長くご愛用いただくためのサステナブルなものづくりと、それを支える人々の持続的な活躍を応援するのが『産地ナブル』。高品質な素材を生む優良生産地の存在を、商品タグを通して積極的に発信しています。
  • 製品の安全・品質確保と適正表示の管理体制の推進・強化
    レリアンでは製品の品質に関する国内法令の遵守はもちろん、独自の品質基準を設定し、外部専門機関の協力を得ながら品質の維持・向上に努めています。書類上の確認で終わらせず、実物を手に取っての検証、着用時を念頭に置いた試着テスト、購入後の取扱いにも配慮した各種洗濯試験、さらなる品質改善に向けた苦情品解析、また適切かつ丁寧な注意表記やスタッフの教育に至るまで、お客様に長くご愛用いただくための厳しい品質管理体制を構築。そのうえでお客様にもご納得いただけるような、実態に即した正しい情報開示を推進しています。

RECYCLE ファッションを楽しみながらリサイクル~限りある資源を無駄にせず、大切に

ファッション業界が抱える大量廃棄の問題について、レリアンは考えます。まだ十分とは言えない、不要になった服・備品のリサイクルやリユースをはじめ、限りある資源を有効活用するための活動に積極的に取組んでいきます。

取り組み例

  • ゴミの分別によるリサイクル化
    地球環境のために今すぐできる取組みとして、レリアンではオフィスなどから出るゴミの分別を徹底しています。2022年度はゴミ総重量3.75t(約15kg/日)のうち、実に65.6%にあたる2.46tのリサイクルを実現し、本社が入居するビル全体のリサイクル率向上に貢献。2020年より同建物で継続取得しているDBJ Green Building認証は、2023年度に認定ランク[3STARS]から[4STARS(極めて優れた「環境・社会への配慮」がなされた建物)]へと格上げされました。
  • リユースハンガーの活用
    モノをつくり、売る立場の責任として、レリアンは廃棄物の削減、環境負荷の軽減に向け、日本百貨店協会などが主導するリユースハンガーシステムを導入しています。使用済みハンガーの回収、選別・洗浄、再利用を促進する『ハンガーリユースキャンペーン』の開催を通して、お客様と一緒に環境問題の改善に取組んでいます。
  • 再生ポリエステル、再生ウール、リサイクルダウンなどのリサイクル素材を採用
    レリアンではリサイクル素材を商品づくりに活かす努力を続けています。ペットボトル等を再利用した再生ポリエステル、使用した生地の残り糸などからつくられる再生ウール、使われなくなったダウン素材を再利用するリサイクルダウンなど、自社だけでなく事業部(外部協力会社)にも商品への採用を呼びかけ、資源の再利用促進に取組んでいます。
  • 店頭にて不要な洋服を回収する取り組み「BRING」への協賛
    不要な衣類や繊維製品を回収してリサイクルするBRINGプロジェクトに、レリアンは2015年より参加しています。BRINGキャンペーン中は、20年前の服であってもお引き取りし、そうした取組みの結果これまでに約35万枚を回収させていただいています(2023年時点)。